AMR（自律走行搬送ロボット）向けワイヤレス給電により、AMRの生産性がさらに向上

弊社のetaLINKシリーズのワイヤレス給電システムを搭載したAMRは、制約のあるプラグやスライド接続を一切必要としません。
弊社の電力ソリューションは、物流や生産環境内で頻繁に利用される場所に設置されるウォールボックスと充電パッドで構成されています。
高性能なモバイル電子機器は非常にコンパクトです。
特許取得済みの受信コイル、モバイル充電ユニット、および電力貯蔵装置は、電磁誘導充電を実現するために走行搬送ロボットに省スペースで組み込むことができます。
AMRが物流環境に配置されている充電ポイントに接近すると、1秒以内に給電が完全自動で開始されます。
etaLINKの効率は93%であるため、ごく短い停止時間でも、走行搬送ロボットは効率的に電力を利用することができます。
さらに、充電ステーションにはどの方向からも接近が可能です。

Wiferionの新しいワイヤレス給電テクノロジーにより、「稼働中充電」が可能になります。
ここでは、自律走行搬送ロボットが生産および物流プロセス中に短時間の中間充電を受けて、システムの電力レベルを一定に保ちます。
車両は充電休憩で物流プロセスを中断することなく、連続運転で搬送タスクを遂行することができます。
1台の充電ステーションで24ボルトから48ボルトまでの異なるバッテリーを動作させることができ、充電特性は自由にプログラム可能です。
Wiferion製品は、内蔵されたCANインターフェースを介して車両コンポーネントと通信します。
これにより、発熱のない最適な充電プロセスと高いプロセス信頼性が保証されるほか、必要なすべてのデータが伝送されます。

AMRは、小型の物品や製品を効率的に取り扱います。
コンパクトな寸法がこれを可能にします。
小型バッテリーにより、走行搬送ロボットはさらにスリムな設計が可能となります。
弊社のワイヤレス給電製品によって、ロボットの電力レベルが常に高く保たれるため、バッテリー容量範囲が低減されます。
使用するバッテリーの必要容量は最大30%削減されます。

弊社の充電システムは、開発時に機械的な摺動接点を採用せずに開発されているため、メンテナンスフリーです。 これはロボット工学やAGVにとって大きな利点となります。というのも、酸化したプラグや断線したケーブルは、システムのダウンタイムにつながることが多いためです。 したがって、電磁誘導充電の利用により、自動化システムはさらに信頼性の高いものとなります。

企業での柔軟性と迅速な導入が弊社の特徴である走行搬送ロボットでは、従来の積載技術に必要な建設工事に伴う遅延は逆効果となります。
WiferionのetaLINKシステムは、非常に柔軟な方法で設置が可能です。
充電パッドは、壁面や床面、車道、駐車場、および荷役ステーションなどへ、数日で取り付けることができます。
レイアウト変更に伴う新たな設置も、わずか数ステップで迅速に実施できます。