
AGV充電ステーションetaLINK:自動誘導搬送車を非接触で完全自動充電
電磁誘導式急速充電システムetaLINKは、自動誘導搬送車(AGV)と移動ロボットを、非接触で自動充電することができます。 プラグアンドプレイ方式により、AGV充電ステーションは、車両とプロセスに柔軟に統合することができます。 このように、AGVを充電するために搬送作業を中断することなく、「インプロセス充電」方式によるAGVの中間充電が可能になります。
etaLINKは、すべての一般的なバッテリータイプに対応します。 これはメンテナンスフリーのシステムで、どんな機械的なコンポーネントも必要としません。 同製品は3kWおよび12kWの出力クラスで利用可能です。
車両と生産環境にAGV充電ステーションを簡単に統合
従来の充電システムとは異なり、etaLINKシステムではプラグイン接続やループ接続などの接触を必要としません。 AGV充電ステーションの特許技術は、ウォールボックスと充電パッドで構成されています。 これは、物流および生産環境の適切な場所に、簡単なステップで設置できます。
受信コイル、モバイル充電ユニット、およびバッテリーを備えた、高性能かつコンパクトな受信機が、無人搬送車両に搭載されています。 バッテリー充電器には、パッシブ冷却とアクティブ冷却があります。 これにより、車両の寸法を小さくしたり、追加コンポーネントを統合したりすることが可能になります。


中間充電(オポチュニティチャージングおよびインプロセス充電)により、AGVの効率的な連続運転が可能に
AGVまたは移動ロボットが充電ステーションに移動するとすぐに、エネルギー供給が1秒足らずで自動的に開始します。 つまり、作業フローの間の短い停止時間でも、効率的なバッテリーの中間充電が可能になります。 また、充電ステーションには、どの方向からも接近できます。
AGVがこの「インプロセス充電」方式よって充電される場合、システムのエネルギー水準はほとんど低下しません。 無人搬送車両は、バッテリーを充電するために作業を中断することなく、24時間365日の連続運転が可能です。
この充電ステーションは、業界で一般的なリチウムイオン電池や、24Vから48Vの鉛酸電池に、電力を供給することができます。
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安全なプロセスのためのAGV充電ステーション
etaLINKバッテリー充電システムでは、統合されたCANインターフェースを介して車両コンポーネントとの通信が可能です。 電気消費対象物のすべての関連データは、バッテリーの最適な充電プロセスのために使用されます。 このため、バッテリーを停止しなければならないような過度の発熱を防ぐことができます。
AGV充電ステーションは、解放接点のない密閉型システムであるため、労働安全性も向上します。 従業員や車両が、通電のおそれがあるコンポーネントに直接接触することは決してありません。 さらに、滑り接触による摩耗がないため、作業環境が銅の粒子にさらされることもありません。


AGVのバッテリー容量の削減
「インプロセス充電」と「オポチュニティチャージング」によって、車両のエネルギーレベルは常に十分に高く保たれるため、充電のために追加で停止する必要はありません。 これに加えて、従来の充電方法と比較して、必要とされるバッテリー容量の範囲が少なくて済むという利点もあります。 バッテリーの容量は最大30%削減されています。 つまり、AGVに搭載されるエネルギー貯蔵ユニットを大幅に小型化できます。